白い空を見上げる

天気だと何が好きかというと、それはもう雨一択だ。 sirimiriっていうもの「霧雨」という意味なので、そりゃーもう生粋の雨好きである。 そんな雨好きな僕だが、いざ写真を撮ろうとすると「曇る」というジンクスがあって、幸か […]



“THE LOAF” で朝食を

旅の中で、いくつか記憶に残っている朝食というものがある。 サンセバスチャンのTHE LOAFはそのひとつだ。 甘いもので朝食というのは、日本だとあんまりしないけど、旅先だと平気だった。 この旅で、スペインはフランスよりも […]



sirimiriの写真について

今回の展示をするにあたって、考えていた事。 この旅の写真たちを、見てくれる人達とどうやって共有したらいいのか、どうやったら楽しんでくれるのかを、ずっと考えていた。 その過程で生まれたひとつの空想の会話をここに書こうと思う […]



Exhibition “sirimiri ” Closed.

sirimiriの全日程が終了しました。 展示についてたくさんの思いがありますが、ひとまず搬出をしてその余韻に浸っています。 少ししたら、展示について考えていた事を書こうと思っています。 ご来場いただきました皆様、本当に […]



5日目

おはようございます。 今日の朝食は、手紙舎の1階、本とコーヒーのマフィン。 ものすごいベリーがたくさん入ってるマフィン。 美味しかった。 こちらのマフィンは、手紙舎「本とコーヒー」の関根さんが焼いています。 今回、会場で […]



3日目のはじまり

sirimiri、3日目です。 個人的には曇りが一番好きな天気ですが、晴れもなかなか悪くないと思わせる、そんな光景。 本日も、のんびりとお待ちしています。  



旅のイメージ

約10ヶ月ぶりの展示は、友人との旅の展示になりました。 バスク地方の旅行を通して、僕は久しぶりに「はじめての体験」をしました。 この機会にふれ、世界の見方がすこし変わりましたし、日本で生きていることにも違った価値観をもて […]



写真集「遠い水色」

今回の展示のために「遠い水色」という写真集を作りました。 「遠い水色」は、文庫と同じサイズの小さな本です。 その本に記されているのは、僕が感じた旅の記録です。 きっと誰もがそこへ行けば見れるものだし、すごく極端に言えば誰 […]



目覚め

飛び立って数時間後、機内の椅子で腰の落ち着きどころが見つかってほっとしたのか、 僕はいつの間にか眠りについていた。 目が覚めた時、機内は暗かった。 明るかったのは、僕の座る席から一番遠い席だった。 窓際で本を読む乗客。 […]



すべての夜で泣く為に

心の震える瞬間はどのくらいあるんだろうね。 1度かな、2度かな? 毎晩かな。 瞬間を記録できる素晴らしい道具のおかげで 毎晩心が震えるような瞬間を僕は手にしている。 そういうもの、誰もがその手にもっているはず。



日常からかけ離れた日常

エスプレット村は、天国のような場所だった。 美しい林があり、丘がある。 赤い屋根の家、緑色の屋根の家。 朝のカフェオレに、スライスしたバゲットとお手製のジャム。 でも、ここも日常で。 数時間すると真新しさよりも、安心感を […]