住む、ということについて

Day 3

バスクに来て5日。ということは、あと85日。
今からそんなこと考えてるの?と言われそうだけど、過ぎた日数>残りの日数、にいずれなる。残りが0になる時がくる。
それを頭の片隅においておくかどうかで、ちょっとした選択が変わってくる気がする。
日本では、意識できてなかったけど。ずるずると日々が続くように思えて。
やっぱり今は、非日常なんだろうか。

サンセバスチャンに滞在するのは4度目だから、慣れもある。
大体の地理、距離感、お気に入りのパン屋、安いスーパー。陽が沈むのが遅いこと、店を出る時にはバスク語で「Agur(アウール)」とさよならすること。

サイフと餞別にもらったiPodだけで散歩しながら、この街に馴染んでるんだろうか、なんて考えたり。そもそも馴染みたいのかどうか、あやふやではあるけれど。
そんな時に奥田民生のさすらいが流れたりして。さすらうのは世界中なのか、否か。

住むって何なんだろうなー。

Photo : July 2017