小麦は色んなパンになるし、お菓子にもなる。
つまり、無限の可能性がある。
「小麦粉に入れるものや分量を変えれば、色んな料理になる。それが楽しくて面白いし、すごいと思うの」
そういう風に語る友人がふたりいて、両方とも料理の専門家だ。
僕は、今までそういう風に考えてこなかったので、それを聞いた時は新しい視点をもらったようで嬉しくなった。物事の基本のようにも聞こえたし、教訓のように響く言葉だった。
その小麦粉の可能性のカケラが、写真のパンである。
オザコさん(オザワのアダ名)が焼いたくるみの食パン。(オザコさん、ごちそうさまです)
そのオザコさんは、最近はパンが焼きたくて焼きたくて仕方がないらしい。
会うたびに 「パンを焼きたい、パンを焼きたい」 ってつぶやいてる。
今日もどこかで、パンを焼かせてくれ〜と叫んでると思う。
この執念のようなパンへの愛情と小麦粉の可能性が合わさった時、どんなものが生まれるのか楽しみでならない。展示当日もパン焼いてもってくのだろうか、、、
〈福岡で展示します〉
SIRIMIRI in 福岡 6月23日〜25日
http://sirimiri.jp/news/2830/