〈読むバスク〉バスク七色

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本はもともと好きなのだけど、バスク関連ならなおさら気になってしまう。
近くの図書館でバスク本を一番借りているのは、間違いなく私(全国で2番目に小さい市だけど)。
というわけで、時々紹介していこうと思います。

最初の一冊はこちら。 『バスク七色』 港 千尋
この美しい装丁…!

年末に帰省した福岡のRethink booksで、なにげなく眺めてた棚から目に飛び込んできた「バスク」の文字、二度見。
(なぜなら私の目はビスク、パスタ、新宿バスタさえも見間違うようになり、胸が高鳴ることがよくあるので。)
こんな本あったんだ、全然知らなかったー!と手に取り、お値段に一瞬ひるむ。そりゃ、この素敵さだもんなぁ…
ちょっと検索してみよう、とお店を後にしたものの気になりすぎて、結局その日の閉店直前にすべり込み購入。

たくさんの写真と、七篇の文章。あ、だから『七色』なのか…!と今頃気づく。
フランスバスク中心の内容で、知っている景色や地名に懐かしくなる。
あるブログに、著者の港千尋さんがサインをした後に大切にケースにしまいながら「宝石のような本ですから」とおっしゃった、と書いてあった。
特別な一冊です。

Photo : January.2017